琵琶湖プロジェクト(湖面常設観測)のページ
滋賀県衛生環境センターの水質モニタリングステーションである
北湖湖心局(N局)
(湖底から係留されているブイ)をプラットホームとして観測を実施する。
観測目的
- 琵琶湖流域の水・エネルギー循環過程を理解するために,琵琶湖
中央部の湖面上で気象要素並びに熱収支観測を実施する。
- 他の土地利用(水田,森林,都市)で同時に展開されている観測
データと合わせて,流域の主要な水文プロセスの理解を深める。
- 湖面で得られるデータは衛星リモートセンシングの地上検証データ
として,また気象水文結合モデルの境界条件として利用される。
気象要素(気圧,風向,風速,気温・湿度,水温),
放射要素(アルベド,放射収支,放射温度)に加え,
ブイ自体の状態をモニターするために水位計と方位センサーを
取り付ける。サンプリング5秒,5分平均値を記録する。
データはメモリカードで記録するとともに,携帯電話
を通じて遠隔地からロガーにアクセスして回収する。
- 湖面常設熱収支観測は1999年7月24日にスタート
観測項目とセンサーについてはこちら。
観測の様子やセンサーの写真はこちら。
これまでのデータ取得&欠測状況はこちら。
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